本日は、趣向を変えて、元自衛官の私が、自衛隊の体験入隊についてざっくばらんに話していきたいと思います。
なぜ、体験入隊の話をするかというと、新聞を読んでいて、その話が出ていたからです。大多数の皆さんは、体験入隊の内容は分からないと思います。分かりやすく伝えることができたらいいなと思います。
では、体験入隊とは何かと言いますと、一般企業の主に新入社員の研修期間内において、自衛隊に体験入隊して、数日間過ごすものとなります。この体験入隊に求めるものは、各企業ごとに異なると思いますが、大きくは「規律、団結」などを養成したいことが大きいのではないかと思います。
行うにあたって企業としては、どう体験入隊を利用したいかを確認して、それに沿ったカリキュラムを組んでいきます。私が、体験入隊を支援したときは、基本教練(自衛隊の所作など)、体育訓練(体操や駆け足など)、座学(災害派遣の話など)、行進訓練(体験程度)などを織り交ぜたカリキュラムを立てていました。企業側の要望で20歳を超えていれば、駐屯地の中で飲酒が可能な施設があり、その場所において懇親会を行ったりすることもあります。
体験入隊のカリキュラムの中で印象的な話をすると、行進訓練があり、10kmくらいの行進をさせることになりました。持たせるものとして、行進人数の半分の少し重たいリュックを用意し、皆で考えて、リュックを背負うように話しました。参加者の考える力や、連帯感の向上を狙った訓練をさせることができました。
終了後の感想について、書いてもらうと大体いい評価をしてもらうことが多かったと思います。教える側の自衛隊員にとっても、一般の方と触れ合うことが少ない中で、教え、育つ姿を見ると、やって良かったとやり甲斐を感じます。自衛隊にとっても知ってもらういい機会と思います。
体験入隊の話を色々とさせてもらいましたが、こういう話も時々、書かせて貰おうと思います。
