最高裁は9月24日、民事訴訟手続きの全面IT化を控え、裁判所のウェブサイトを刷新した。離婚や相続など8項目ごとに手続き方法を確認できるよう情報を集約したほか、チャットボット(自動応答システム)を導入。オンラインで手続きが完結するIT化の全面施行を前に、情報にアクセスしやすくする狙いがある。
刷新したウェブサイトはトップページに▽夫婦(離婚など)▽相続・遺産分割▽ドメスティックバイオレンス(DV)事件 といった問い合わせが多い8つの分野を表示。各テーマごとに手続きの流れや申立書の記載例の説明を集約した。
8分野以外も含めて対応するチャットボットも新たに導入した。例えば、抱えているトラブル内容を入力すると、想定される手続きの選択肢を示した上で具体的に説明しているページなどを案内する。あらかじめ登録された回答が表示されるという。
民事訴訟の手続きをIT化する改正民事訴訟法は2026年5月までに全面施行される。訴状の提出から判決の送達までオンラインで可能になるが、ウェブサイト内の情報が点在し、利用者が知りたい内容を探しにくい課題があった。
(参考 日経新聞 令和7年9月25日より)
裁判所のサイト刷新 離婚・相続など情報集約
