中小企業の倒産が増加

本日は、倒産11年ぶり高水準についての時事を書きたいと思います。
2025年上期(1〜6月)の倒産件数が前年同期比1%増の4990件でした。
上期の倒産件数としては3年連続で4000件台となった。負債が1億円未満の小粒倒産の割合が77%と過去30年で最も高かった。

全体の倒産のうち、従業員が10人未満の企業の倒産は全体の90%を占めた。
とりわけ5人未満の零細企業が3813件と全体の76%にのぼった。

倒産理由の内訳をみると、人手不足関連は172件で上期として過去最多となった。大企業が積極的な賃上げを進めるなか、防衛的な賃上げなどを実施する中小企業が多く、経営を圧迫した。人材流出による生産機会の損失なども拍車をかけた。

11年前の14年上期は米リーマン・ショックや東日本大震災の影響が尾を引き、倒産件数は5073件と5000件を超えていた。当時は人手不足を理由とした倒産は全体の0.5%ほどの26件に過ぎなかったが、24年上期から100件を上回るようになっている。

現在、会社に勤めている方は、どのくらいの企業であるのかを認識して、どう防衛していくかを考えていくことが必要な時代になってきたのかもしれません。

必要であれば転職も考えていくことも必要かもしれません。現在は、売り手市場なので、今のお給料からアップできる待遇があるかもしれません。政府は賃上げを推奨して、積極的に進めており、国民にとっては可処分所得の上昇となるわけですから歓迎すべきものでありますが、中小・零細企業にとっては、首にナイフを突きつけられている状況です。売り上げがあがってなければ、賃上げは、首を絞めることになるからです。

私みたいな自営業をしていくことも一つの戦略なのかもしれません。ただ、負ける戦をしないように、どういう方向性で仕事を構築していくかを考えなければなりません。私のような士業を目指して、勉強を始めるというのも、武器を増やす一つになるのではないでしょうか?

知り合いからの話ですが、収入を増やすための副業をするため、面接に来た方とお話しした時に、昼間のお仕事の給料が明らかに安かったそうです。だったら、昼間のお仕事について、まずは、転職をして収入を増やした方がいいのではとアドバイスしましたが、乗り気ではないようでした。昼間の仕事にも不満を持っているのに、なぜ、仕事を変えないかと話していました。

とりわけ日本人は、与えられた仕事を全うしたいという考え方が身についているのかもしれません。どうにか自分自身が工夫をして続けていこうと考えがちですが、少し立ち止まって考えて見た方がいいのかもしれません。現在の社会の状況をよく見て、賃上げが進んでいるならば、当然、転職の際に有利に働く可能性があるわけで、より給料や、待遇の良い職場に移るのも一つであり、行動してみてもいいのかなと思います。

今後、中小企業の倒産が増えていくことが予想されますので、それに対応できるように対策することが大事だと思います。

(参考 日経新聞 令和7年7月9日より)